今日のお言葉

小さな会社・個人事業の経営者に伝えたい「7つの提言」4.成功の鍵は数値目標の達成 ①数字に強くなれ!

prepo
あなたは、日頃の事業運営に、どの程度数値目標を使っていますか。スタッフがいれば、ミーティングで、今月の売上目標は、来店者数はと、いくつかの数値を掲げて話をされているのではないでしょうか・・・エクセルで作った表や、グラフなどを示して、事業の現状をスタッフと共有したり、出てきた数値から改善点を見い出し、対策を話し合う材料にしていると思います。その表は、あなたご自身で作っていますか、それとも会計システムなどから出してきたものでしょうか。

私はサラリーマン時代から、担当する部門のコンセプトをレジュメにまとめ、数値目標を裏付ける資料を作成するなど、上への起案のためや、現場スタッフが日常業務で心掛けなければいけない目標を分かりやすく理解できるよう提示することに熱心に取り組んでいました。私の作成したペーパーは社内でも、その出来栄えはけっこう評価が高かったと思います。
会社を創業した時も初月から、エクセルを駆使した自作の営業日報で、日時決算ができるよう工夫し現場で重要な数字が日々把握できるようにしてきました。顧問契約をした会計事務所の税理士さんからも、他の関与先と比べて私の事務能力の高さを褒めていただいたものです。

私が始めたのは飲食店事業、「開業から3年以内に70%、5年で80%、10年では90%以上が廃業する」と言われている業界です。18年間続けてこれたのは、ベースに自分で構築した数値管理システムがあったからではと振り返ります。

自慢話はここまで、私はこの数値目標の取り扱い方法に関して、大きく反省しているところがあり、この反省点は、これから出会うあなたに、しっかりお伝えしていきたいと思います。

そもそも経営者は「数字に強くなければいけないと」よく言われますが、その理由はなぜでしょう
ChatGPTに聞いてみました・・・答えは、

経営者が「数字に強くなければいけない」と言われる理由は、数字がビジネスの健康状態やパフォーマンスを正確に示す指標だからです。以下に具体的な理由をいくつか挙げます。
1.意思決定の根拠::数字は、経営判断を行う際の重要な根拠となります。売上、利益、コスト、キャッシュフローなどの数字を正確に把握することで、将来の計画や戦略を立てる際の判断がより正確になります。
2.パフォーマンスの測定:数字を通じて、会社のパフォーマンスを定量的に評価することができます。例えば、売上の増減や利益率の変化を追跡することで、ビジネスが目標に向かって順調に進んでいるかどうかを確認できます。
3.リスク管理:数字を理解することで、財務リスクを早期に特定し、適切な対策を講じることができます。例えば、キャッシュフローが悪化している場合、適切な資金繰り対策を迅速に行う必要があります。
4.投資家・取引先との信頼関係:数字に基づく明確な説明ができる経営者は、投資家や取引先からの信頼を得やすくなります。経営状況や将来の見通しを数字で説明できることは、企業の信頼性を高める要因となります。
5.改善のための指針:数字は、改善のための具体的な指針を示してくれます。どの部分が弱点で、どの部分を強化するべきかを数字で明らかにすることで、効果的な改善策を実行できます。

これらの理由から、経営者が数字に強くなることは、企業の成功にとって非常に重要です。


AIさんの回答で、数字に強くなることの意味がよく分かりました。しかし私たちの課題はその先にあります。どのように「数値目標」を設定して、どうしたら「数値目標」を達成できのるか、と言うところです。


次回、「4.成功の鍵は数値目標の達成 ②最重要プロセスの数値目標」につづく 

*この章のお言葉
経営とは数字に基づくものであり、数字に基づかない管理は迷信である。
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