10月10日は目の日、石破新総理の言動から学ぶ「目を見て話す」ことの大切さ。
目は口ほどに物を言う。
ニューヨークに開店したGUは接客力で差別化を図ろうと、スタッフのトレーニングのポイントをお客様の「目を見て笑顔で話す」ことにおいた。「プノンペンの奇跡」カンボジアで水道事業に奮闘した北九州市の水道局の職員が現地スタッフの「目に炎が見えた」と語る。身近では先日ある経営者との会話で「彼は人の目を見て話さないからね」と手厳しい人物評価の理由を語っていたことも印象深い。「目は口ほどに物を言う」は万国共通のようだ。
目を見て話す効果を調べてみると。
・印象形成が良くなる
・相手が話しやすくなる
・自信があるように見える
・興味があることが伝わる
自分の言葉で話す。
昨日、党首討論が行われ、衆議院が解散、選挙が始まる。「自分の言葉で話す。」と言っていた石破新総理は、国会答弁で手元の原稿に目を落として話す姿などに、「あの雄弁な石破さんはどこへ行ったのか?」「石破さんは変わってしまった。」とマスコミは批判報道一色だったが、党首討論では私には違って見えた。相手の目を見て答弁する姿は、これまでの石破さんがそこにいた。しかも手元に原稿のない弁舌は長年の議員生活でお友達作りよりも勉強に時間を割いてきたと言う人柄も伺えた。いくら自分の言葉で話していますと言っても、原稿に目を落としてばかりではそうは映らない。そうです、自分の言葉で話すとは、相手の目を見て話すことなんだ。これで、私の今日のところの選挙予想(与党:野党)は、45:55から50:50になった。
それにしても、マスコミ報道はうわべだけでの評価を一方に傾け過ぎではないだろうか?私たちは、話す人が目を見て話しているのか、自分の言葉で話しているのか注意深く見聞きして、間違いのない判断をしたいものだ。
今日10月10日は「目の日」、相手の目を見て話すことを意識して過ごしてみたい。
*今日のお言葉
目は心の鏡
孟子