リベラルアーツで学ぶ!地方創生は「ライドシェア一択」
prepo
小さな会社・個人事業の経営者に伝えたい7つの提言
イエスの環境とは
「イエスの環境」という言葉は一般的に通じるものではないかもしれませんが、私は普段よく使うフレーズです。それは、人の心理や人間関係の話であり、その環境に身を置くことで、あなたの事業が成功へと、川の流れのように自然と導かれて行く、魔法がかかったかのような心地の良い状態を作ることになります。
では、PrePoの唱える「イエスの環境」がどんなものか、具体的にイメージしていただけるよう、3つの例を紹介しましょう。この手の話は意識していると結構身近にありますので、あなたが自身に置き換えて考え、「イエスの環境」を手にするためのヒントにしていただければと考えます。
episode1
東京スカパラダイスオーケストラ
結成35周年を迎えた、東京スカパラダイスオーケストラ、2024年4月19日(金)NHK『あさイチ』にメンバー9人で出演した時の一コマから
Q:大所帯で普段喧嘩とかはないのですか?長年続けてこられたきた秘訣は何ですか?
A:喧嘩とかはないですね、メンバーの誰かが「こうしたらどうか・・・」と言って来たら、まずはみんなでやってみるんです、そしたら良いか悪いか分かるじゃないですか、仮に良くなくても言った本人もみんなでやってみれば納得すると思うんですよね・・・
音楽の世界でリーダーもおかずに35年間続けてこられたコツが垣間見れました。
episode2
横浜DeNAベイスターズ 筒香嘉智
メジャーリーグに挑戦した日本の4番打者は、成績が振るわず2024年アメリカでの契約先を失い、日本のプロ野球に復帰を決断、読売ジャイアンツへかと騒がれましたが、結局は古巣ベイスターズに帰ってきました。
5月11日(土)阪神戦のTV中継、解説はメジャー経験もある藤川球児さん、打順が回った筒香に「彼は、日本に帰ってきて、応援されている中でプレーすることの幸せを感じていると思います。メジャーではそれがなかったと思います・・・」
筒香はその日8回に回ってきた打席で見事特大のホームランを放ち、大逆転となった劇的なゲームの主役に、そしてヒーローインタビューで、思いをかみしめながらファンに「皆さんの声援のおかげで打てました」と感謝を述べました。
episode3
ル・ゴロワ フラノ シェフとマダム
2人は東京で20年続いた「北海道フレンチ」と呼ばれ著名人も通うレストランを閉め、北海道富良野へ移住、紆余曲折を経て常連客でもあった、脚本家・倉本聰さんのプロデュースのもと「新富良野プリンスホテル」敷地内にル・ゴロワ フラノを2016年にオープン。NHK『北の大地の物語 富良野 シェフとマダムの物語』の中でこんな一コマが、
マダム:今日のこのお客様はこういうものが好きだからこういうふうに作って「味つけはこういうふうにして」って強要するんですね、私がお客様の代弁者ですから、でもシェフはすぐに変えてくれるんですよ
シェフ:それが調理場の役目ですから、可能な限りはノーはない
倉本さん:ここはね、奥さんとのコンビですよ、奥さんの力がすごい、あそこまでパーフェクトなママっていない、実に柔らかいし飯もうまくなりますよね
いかがでしょうか、「イエスの環境」なんとなくイメージできましたでしょうか?エンゲージメントをより良く高めていくためには、この3つの例のようなイエスの環境が必要だと思いませんか?これからの会社には「共感型の自走式組織」をと元スターバックスコーヒージャパンのCEOが提言していらっしゃいましたが、その通りだと思います。
あなたに合った「イエスの環境作り」PrePoもお手伝いさせていただきます。
*この章のお言葉
非難は愚者でもできる、理解は賢者しかできない。
デール・カーネギー