今日のお言葉

小さな会社・個人事業の経営者に伝えたい「7つの提言」3.経営のプロは契約のプロ ③契約のプロが作る就業規則

prepo
あなたのビジネスは、あなた一人で行うもですか?それとも従業を雇って進めていかれる事業でしょうか?

先述の大きな疑問、経営者は「優位的な立場?」への考察です。

私はこれまで、経営者として従業員に対して優位的な立場にいるといった実感がありません。むしろその逆で弱い立場にいるとさえ感じてきました。ここ数年は働き方改革、最低賃金のアップや〇〇年問題と、生産性は横において一方的に経営者に負担を強いる事ばかりに感じます。これからの小さな会社は従業員をできるだけ採用しないと方向へ向かっていくと思います。その上で採用した従業員との間で交わす、強行規定下の就業規則、雇用契約書、労働条件通知書や人事評価制度等の社内規定などをどう整えていくかが問われます。

ここからは、あくまでも私見ですが、あなたの事業ですから、あなた自身が「自分がルールブックだ」の気持ちで、一旦強行規定のことは忘れて、諸制度(契約書)を考えていただくことをお勧めします。経営者に優位性があるとしたら、あなたが諸制度(契約書)を作れると言うことです。世の中の風を逆風と思わず、あなたの事業を上昇するための向かい風ととらえ、従業員との関係を建設的に、あなたからこうしたい、こうして欲しいと思うことを、しっかり文章にすることだと思います。

例えば就業規則に、あなたの「創業の理念」を書き加えることは、自由です。あなたの考えに共感できる人があなたの従業員です。あなたは契約のプロですから、契約であなたの経営者としての立場を権利化してください。「経営のプロは契約のプロ」権利化は経営者が事業の成功のために行わなくてはいけない必須科目です。PrePoも契約と一緒にあなたをしっかり応援していきたいと思います。

*この章のお言葉
契約書は、明確な期待と責任を定義する重要な道具である。
マーク・ザッカーバーグ
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