事業環境作りの鉄則【スモールビジネス創業時編】あなたの身近にあなたの一番のファンがいますか?
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小さな会社・個人事業の経営者に伝えたい7つの提言
ちょっとワザワザなレストラン選び、皆さんはどん基準で決めていますか。
どなたかの紹介があればよいのですが、自分で選ぶとなるとどうでしょうか?
私はズバリ、そのお店の「物語」に惹かれるかどうかです。
Google検索でクチコミや写真をチェックし、食べログも見ながら、目星をつけていく、最後は「ウェブサイト」のボタンをクリック、その先の「公式サイト」が決め手になります。まず、公式サイトが申し訳ございませんが「Instagram」や「ぐるなびの定型版」だと没個性と言うことで落選、オリジナルのHPをお持ちのお店が残ります。そして肝心なのは中身、どうしてこのお店を始めたのか?店主はどういった経験を積んで来たのか?店名の意味は?食材や空間、サービスへのこだわりは?などなど、お店の「物語」が私には気になります。
逆の人もいると思いますが、私は少し前情報がある方が好きです。それは「なるほど、だから美味しいんだ!」という具合に、物語とお店での体験が繋がり、なぞなぞが解けたような嬉しさを味わえるからです。
ヒット商品作りやファンをつかむには「やっぱり」「なるほど」「ずっと」といったステップを繰り返すことだそうだ。レストランに照らして考えると、お客様に「やっぱり」と思ってもらうには、お店のコアな情報(=物語)を受け取っていただく必要がある。そして実際に来店して「なるほど」とお店の価値を印象強く実体験していただくステップへと続き重ねていくことだと言えるだろう。
私は食べ歩きが好きで、気に入ったお店に出会うと、クチコミを書くことを趣味にしているが、「物語」がないお店は筆が進まないものだ。
*今日のお言葉
人々は商品を買うのではなく、物語を買う。
セス・ゴーディン