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言葉

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昨日、立民代表選、立候補者4人の街頭演説を生で聞いてきた。4人とも言葉を選び、自分の主張を伝えていたが、演説の上手さとなると、優劣があったようだ。
方や自民の総裁選、有力と言われる世襲候補の言葉選びと演説はどうだろうか?
私が気になった言葉は、「北朝鮮との外交においてトップ同士胸襟を開いて」と発した使い方だ。外交において、ましてや難しい国との交渉で、この表現は少しおかしくはないだろうか?

※試しにAIに聞いてみた。
「胸襟を開く」という表現には、感情や本音をあらわにする意味も含まれるため、完全に感情的な側面での対話は、外交では非常に稀です。国家の利益を最優先するのが外交の本質であるため、トップ同士がいかに友好関係を築いても、最終的には国家戦略が優先されることが多いです。


さらに、中国に対しては「一党独裁から一人独裁になっている」と表現したが、これもどうだろう?彼は2023年4月の国会質疑で岸田首相へ同じフレーズで質問している。一国会議員として存在を印象づけたい場面では良いのだろうが、これが首相となると??「一人独裁」と言われたトップと「胸襟を開いて」交渉など、それ以前に面会すらできないかもしれない。

演説についても疑問だ、質問に答えず相手への疑問で返すような、肩透かし話術やキャッチ―なフレーズは、街頭の応援演説では面白いのかもしれないが、国のトップとしてはどうだろうか?昔「自衛隊の行くところが非戦闘地域だ」と原因と結果を逆転させた国会答弁をした首相にとってもよく似ているように思えるが・・・日本の運命を託す人は誰になるのか、言葉に注目したい


*今日のお言葉
考えは言葉となり、言葉は行動となり、行動は習慣となり、習慣は人格となり、人格は運命となる

マーガレット・サッチャー

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